猫のパトロール

きく かぐ なめる 
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グラウンド
やっと天気が回復したので、買物のついでに家族で公園へ寄った。
近頃は夕暮れの時刻がどんどん早まっている。
2時半だというのに、もう夕闇が迫っているなんて!

公園のグラウンドに立つと、足下の雪から冷気がきて寒くてたまらない。
それでも、久々に広い空間に来たからか、実に気持ちがいい。
無性に走りたくなって、息子を抱いたまま走ってみると、
息子も気持ちがいいのかキャッキャと喜ぶ。

夫と抱っこを交替すると、夫は雪の地面をほじっていたカラスを追いかけて
走り回る。すると、息子が大喜びして、キェー!キェー!と歓喜の声をあげていた。

息子の嬉しそうな叫びを聞いていたら、
家族の時間ってこういうものなのね〜、とじんわり幸せな気持ちになった。
毎日の単調な育児の合間に、こういう時間があるということがご褒美なんだろうな。

| にっき | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0)
大人の時間
元上司(いや、師匠)がお誘い下さったので、夫に息子を託して
夜の街にお食事に。
息子といる時間を大切したいと常々思ってはいるものの、
息子と離れてゆっくり食事ができるっていうのも実にいいものだ。
いっぱい話をして、食べて、ワインも飲んだ。
主婦の私が、その道で活躍している人の話を聞けたり、
子育て事情を伝えられるっていうのは本当に有難い。

授乳間隔3時間の間に帰宅しなければと気にしていたものの、
夫から眠る息子の画像が送られてきて一安心。
雪の中、自転車を飛ばして帰り、眠る息子の頭をなぜなぜ。
こうやってリフレッシュさせてもらえた後は、
息子がより一層可愛く思えるのはなぜだろう。

いつも自転車を飛ばして帰ってきてくれる夫が、
今晩は息子をあやして家で待っていてくれたことにも
感謝した夜だった。
| にっき | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0)
素敵な出会い
奈良にいる間、毎日にぎやかに暮らしていたから、
日中、息子と二人でいるのが、静かすぎて切なくなってきた〜
そこで、3時をまわったというのに急に思い立って街へ飛び出した。

ベビーカーと息子を担いでバスに乗るのも今回はスムーズ。
やればできるぞ、私。
走れバス!
ところが、バスを降りたらずんずんと雪が降ってくる。
仕方なく予定を早めて、友人のグループ展を覗きにいくことに。

会場には息子と同じくらい赤ちゃんがベビーカーに乗っていて、
抱っこした息子がそっちへ行きたいと盛んにアピールをする。
女の子と息子を対面させるうちに、ママさんと会話、すると意気投合。
その場でランチの約束までしてしまった。

無性に街に出たくなってバスに飛び乗ったのも、途中で雪が降ってあわてて
会場に来たのも、息子がそばに行きたがったのも、
この素敵な出会いにつながっていたのだ。
だとすると、どんなことも意味のあることのように思えてくる。
人恋しさは、素敵な出会いが待っているというサインなのかもしれない。
| にっき | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0)
ただいま


札幌に帰ってきた。
こっちは、何だか外を歩く人が少ないなあ。
それから、光が淡くて、空気も澄んでいる。
もうすぐ毎日雪が降るんだ。
ベビーカーでのお散歩ももうすぐ終わる。
| にっき | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0)
生け垣の花


本州に帰る度に、生け垣の花に目を奪われる。
こういうものを見ると、ああ帰ってきたんだなあ。と思うのだ。
生け垣がこんなにきれいだなんて、昔は気づかなかったのに。
| にっき | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0)
祖父と海


夫の祖父を訪れた。
祖父の住む部屋の窓からは、瀬戸内海がどーんと見えた。
息子が初めて見る海が瀬戸内海とは!
瀬戸内海はきらきら光っていて、明るい気持ちになるような海だった。

足をぴょんぴょんして暴れん坊の息子も
98歳の祖父に抱かれると、すーっとおとなしくなってしまった。
祖父はこのきれいな海を毎日眺めて暮らしているのだそうだ。
| にっき | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0)
祖母とみかん



15年ぶりくらいに祖母の家を訪れた。
祖母の住む町の川は護岸工事で整然とされてしまっているし、
近所のレストランの店員さんは方言を全く話さないので驚いた。

祖母の庭のみかんの木は切られて数本になってしまったけれど、
昔と同じようにたくさんの黄色い実をつけていた。
みかんをもいでみたら、みかんの木の濃い緑色の匂いが
忘れていた子どもの頃の記憶を途端に思い出させてくれた。
ここで沢山、都会ではできないようなことをして遊んだのだった。
それは全て祖母と亡き祖父がさせてくれたのだ。

息子は祖母に抱かれるとおとなしくなって、二人はとても通じ合っているように見えた。
息子のふっくらした手と、祖母のしわしわの手の重なりは、
祖母がいて、父が生まれて、私が生まれて、息子が生まれたんだという
当たり前のことをすんなりと感じさせてくれた。

家族にみかんの木を見せ、祖母に会わせることが叶って
本当に良かった。
| にっき | 23:08 | comments(4) | trackbacks(0)
町家はおもろい


奈良の旧市街へ遊びに行った。
最近は町家がいろいろなお店になっているところが
増えたそうで、町家の中がいろいろ探検できて面白かった。

町家は、かつて間口の広さで税金の額が決まっていたから、
間口を狭くして奥へ奥へ続く構造になったそうだ。
ぱっと見ると、とても小さな家かと思うのに、
実はものすごく広いお屋敷だし、
表からではわからないような秘密がいっぱい。
格子から入る光の美しさ、土間の感触、吹き抜けの窓から入る光、
扉の後ろの階段…。
こういう家ってそそられる。どんどん奥へ行きたくなる。

一番素敵だなあ、と思ったのが裏庭があること。
裏庭っていうのはいい。本当に。
家の中が急に明るくなって、樹が生えていたり、手水が置かれている。
実用ではないと思うけれど、小さな田んぼのある裏庭もあった。
町家でのんびり寛いでいたら、雨が降ってきて、
庭に降る雨はまるで家の中に降ってくるみたいで不思議だった。
80年もの間、雨や風や光の下で、ささやかに、それでもしっかりと建ってきたんだなあ。
こんな風に、小さな自然と隣り合わせにして暮らしてみたいと思った。
| にっき | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0)
関西弁の子ども達


夫の実家の近所をベビーカーでお散歩した。
近所の子ども達が
わ〜、赤ちゃんや〜
と寄ってきて、息子のほっぺたをつんつん。
待っててな、今、いいものみしたる
てけてけ走って戻ってくると、クワガタを見せてくれた。
途端に息子は、わぁ〜!と満面の笑みになった。

すると子ども達が競い合って、
カブトムシだの、カマキリだの、バッタだの
次々に水槽を持ってきて披露してくれる。
わーすごいねえ。こんなの北海道にいないよ〜
と私も息子も大喝采。

とってもいい子達で、親指と人差し指で虫をつかんで息子に見せてくれた後は、
虫をつかんだ手で息子に触れないようにと、残りの3本の指で
息子のほっぺたをつんつん。

ずいぶんと沢山の虫を堪能できた私と息子。
どうもありがとう〜!
またな〜!
みんなに見送られて角を曲がると、
なかなか帰らぬ嫁と孫を心配して、お姑さんが探しに来ていた。
す、すいません。虫を見せてもらっていました、
と謝る私。
| にっき | 23:06 | comments(2) | trackbacks(0)
初めての空の旅


息子は初めての空の旅。
きらびやかな空港の中で、ぐったり疲れてしまったのか、
離陸時におっぱいをあげたらそのまま熟睡。
着陸までずっと眠っていてくれた。
騒いで迷惑をかけたらどうしようかと思ったけれど大丈夫だった。
客室乗務員のおばちゃん(!?)が息子に声をかけてくれたり、
おもちゃをくれたり、と子どもが生まれて初めて知った
いろいろなサービスを満喫させていただいたのだった。

ちなみに帰りの飛行機では、息子がちょっとぐずれば
すぐに客室乗務員のキレイなお姉さんが飛んできて、
「どうしたんでちゅか?お話したいんでちゅか〜?」
と優しく語りかけて下さったので、途端に極上の笑顔を見せた息子。
そりゃ、嬉しいわなあ…。
| にっき | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0)
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